【ご報告】穴水町・穴水町社会福祉協議会・非営利団体 包括連携協定締結について

2025年12月16日(火)、ゴスペル・ミュージック・ワークショップ・オブ・中部(GMWC)は、
石川県穴水町、穴水町社会福祉協議会、ならびにGMWCの他12の非営利団体とともに
「包括連携協定」を締結し、穴水町役場にて行われた締結式に参画しました。
この協定は、令和6年能登半島地震からの復旧・復興の推進と、
その先を見据えた地域の再生・活性化を目的としたものです。
協定の目的と、これから取り組むこと
締結式において、吉村光輝・穴水町長は
「発災から時間が経つにつれ、被災者のニーズは多様化している」
と述べられました。
一つの団体、一つの立場だけでは応えきれない課題が増える中で、
行政と民間団体が互いの強みを持ち寄り、連携を深めていくことの重要性が強調されました。
この協定では、主に次のような取り組みが進められます。
- 被災地の復旧・復興を後押しする取り組み
- 復興まちづくりや、地域の活力を高める活動
- 災害対応力の強化、防災・減災に向けた協力
- 今後の災害時に備えた、団体間の連携体制づくり
GMWCは、これらの取り組みに非営利団体の一員として参画していきます。
GMWCが、この協定に込める想い
GMWCは2005年の発足以来、
聖書の言葉「喜ぶ人と共に喜び、泣く人と共に泣きなさい」を大切に、ゴスペルを各地に伝える活動をしてきました。
私たちの活動は、ゴスペル音楽の普及にとどまりません。
音楽やものづくりといった創造的な営みを通して、人と人をつなぎ、社会に関わることも目的としています。
穴水町ではこれまで、
- 「穴水わいわいクワイヤ」の運営(2024年7月発足)
- わいわいミュージックフェス in 穴水(2024年11月, 2025年11月)の協力・後援
- GMWCの活動を通じてつながった国内外のゴスペルチームの招聘
- 「テシゴトかふぇ」「はんど in HAND」など、ゴスペル関係者有志を通じたボランティア活動支援
などを継続してきました。
今回の協定締結により、
これまで築いてきた関係を土台にしながら、
町役場、社会福祉協議会をはじめ、他団体の皆さまとの連携をさらに深め、
より立体的な形で地域を応援する役割を担っていきたいと考えています。
私たちにできることは、限られています。
けれど、声を合わせる時間、一緒に過ごす時間が、誰かの支えになることがあります。GMWCはこれからも、ゴスペルを通して、地域の中でできることを一つずつ重ねていきたいと思います。
引き続き、あたたかく見守っていただけましたら幸いです。


