◆”NAGOYA”周辺 ゴスペル HISTORY
GMWCは、名古屋周辺のゴスペルHISTORY抜きには語れません。
90年代後半映画「天使にラブソングを」、ミュージカル「Mama, I want to sing」などが日本でブレイクし、東京を中心にゴスペルが少しずつ認知されるようになりました。
中部地域では1999年に名古屋で200名近くが参加した大型のゴスペルワークショップ(体験講座)&コンサートが行われブームに火がつきました。
これは、日本ゴスペル界第一人者であるラニー・ラッカー氏によるゴスペルワークショップ&コンサートで1999年から2001年まで3年続きました。
当時の参加者たちの中からたくさんの指導者も生まれ、今では名古屋をはじめ各地で教会、カルチャースクール、自主運営サークルとさまざまなゴスペル愛好団体・グループが活動を繰り広げています。
10年近く経過した今も、名古屋には100名を越えるゴスペル団体も多く存在します。キッズ・クワイアやメンズ・クワイアなど、目的が絞られたグループも生まれています。芸処(げいどころ)名古屋の文化も後押ししてか、ゴスペルはただの流行では終わっていないことがうかがわれます。
最近は宗教の音楽という枠を超え、学校や公共団体でも喜びを享受する歌としてゴスペルをとりいれるところが増えてきました。こどもからお年寄りまでが思い思いに楽しめるゴスペル・・・。
オーソドクスな合唱とは一味違うリズムや構成、大勢の仲間と声を合わせる醍醐味、歌詞による励ましや癒しなど、歌う人も聴く人もゴスペルを通じさまざまな贈り物を受け取ることができます。